保育士とは
「児童福祉法」に定められている資格です。
保育士は、専門的知識及び技術をもって、児童福祉施設で児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行い、子どもたちのケアの中心を担う専門職の国家資格です。
活躍の職場
乳児院、児童養護施設、知的障害児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、保育所などの児童福祉施設で活躍しています。
資格取得の方法
保育士になるためには、
- 厚生労働大臣が指定する保育士養成校を所定の単位を取得して卒業する方法。
- 実務経験または一定の学歴条件を満たし、国家試験を受験・合格験を受験する方法
の2つがあります。
2.の方法は、大学で所定の単位を取得した者、高等学校を卒業した後、児童福祉施設において2年以上の児童の保護に従事した者、高等学校の保育科を卒業した者、高等学校を卒業した者、児童福祉施設において5年以上の児童保護に従事した者などに受験資格が与えられます。
保育教諭:平成27年度から、幼保連携型認定こども園に「保育教諭」が必置されます。
「保育教諭」は、幼稚園教諭の免許状と保育士の資格を併有していることが原則です。
新制度施行5年間は、「幼稚園教諭免許状」または「保育士資格」のいずれかを有していれば、「保育教諭」となることができるとする経過処置が設けられています。
徳島県内で取得できる養成校等
試験について
平成28年より保育士試験の実施が年2回となりました。例年、以下のスケジュールで実施されます。
前期(第1回) 申込:1月、一次試験(筆記):4月、二次試験(実技):7月
後期(第2回) 申込:7月、一次試験(筆記):10月、二次試験(実技):12月
実技試験は、筆記試験全8科目合格者についてのみ行なわれます。
問い合わせ先
一般社団法人 全国保育士養成協議会 保育士試験事務センター
〒171-0033 東京都豊島区高田3-19-10 明治安田生命高田馬場第ニビル6階
フリーダイヤル:0120-4194-82