作業療法士とは
何らかの原因で身体の機能に障がいのある人に、医師の指示の下に、工作や手芸などの作業、生活動作の訓練などを通じて、機能の回復や機能低下の予防を図ります。
食事や洗面などの日常生活動作訓練、職業に向けての作業訓練など、幅広い援助が行われます。
リハビリテーションの専門医やケースワーカーなど、他の専門職との連携も重要です。
活躍の職場
社会福祉の分野では、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、身体障害者療護施設、重度身体障害者更生援護施設などへの配置が規定されているほか、特別養護老人ホーム、デイサービスセンターなどの老人福祉施設でも施設によって配置している場合があります。
このほか、病院、リハビリテーションセンターなどの医療分野が主な活動領域です。
資格取得の方法
作業療法士になるためには、作業療法士の国家試験に合格しなければなりません。
受験資格を得るためには、指定の大学・短大(3年制)・養成施設(3・4年制)で必要な知識と技能を修得します。
また、理学療法士有資格者は、養成施設において理学療法に関する知識及び技能を修得します。
徳島県内で受験資格が取得できる養成校等
試験について
国家試験の申込期間は例年12月下旬~1月上旬。
筆記試験、口述試験及び実技試験は2月下旬頃です。
問い合わせ先
厚生労働省医政局医事課試験免許室
〒100-8916 東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
TEL:03-5253-1111 FAX:03-3503-3559